現役カメラマンが教える3段飛びでプロのように撮るコツ

カメラを始めたばかりであるにもかかわらず、プロ並みの仕上がりを目指すのは容易でないと思われることでしょう。そもそも、一眼レフの機能ひとつとっても、一朝一夕では覚えきれないボリュームです。しっかりカメラを扱いこなせるようになり、さらにはセンスや技術も時間をかけて磨かなければ……といった風に、難しく考えている人も多いのではないでしょうか。ですが、実際はそこまで複雑でもありません。コツを押さえることで、自分でも驚くような躍動的で印象的な、それこそプロ並みの作品だって簡単に目指せます!

・「プロ並み」を目指すということ

そもそも、基本的にカメラマンに国家資格や免許などは存在しません。極論をいえば、カメラを購入したばかりであっても「私はプロ」といってしまえば、それで通じてしまう世界でもあるのです。もちろん、本当に仕事まで受けてしまうと、撮影技術のみならず仕事としての撮り方やマナー、振る舞い、正しい納品方法なども欠かせないため、クレームはまず避けられないといったところでもあるのですが。こと趣味の範疇で「プロ並み」を目指す程度なら、決して夢物語ではありません。

・まずはひたすらプロの写真を見よう

人気があるカメラマン、印象に残る芸術写真、雑誌のお気に入りカットなど、まずは実際にプロが撮った写真を見てみましょう。カメラマンが著名であり、写真が人気であればあるほど世に出るわけですから、少しネットや雑誌を見渡せば、お手本は山ほど見つけられます。そして、まずはそれらのモノマネをしてみましょう。光の加減や絞り、シャッタースピードのバランスなどは近づけられなくても、アングル程度ならちょっと工夫すればマネできます。そしてアングルが意識でき始めたら、次に、光、次にぼかしなど、徐々にマネのレベルを上げていくのです。カメラの分厚い説明書も、一気に理解するのは不可能ですが、段階を踏んで研究していけば、着実に把握していけます。同時に、どんどん写真の世界へのめり込み、カメラが好きになっていくことでしょう。

・いつもより一歩、二歩踏み込んでみよう

頑張って撮っているのに、どうも写真が平面的になる。写真にこだわりを覚え始めたとき、よく陥りがちな悩みです。そんなときは、レンズを広角に設定し、被写体の方へもう一歩、二歩踏み込んでみてください。たとえば樹を撮るのなら、木肌に顔がつくぐらいに寄って、レンズを上に向けて写真下部から樹が伸び上がるように撮ったり、野良猫ならそっと近づいて、しゃがんで猫と同じ目線で撮ってみたり、花ならギリギリまで寄って、花越しの街並み、花越しの人々なども含めて撮ったりしてみてください。ようは、普段人が見慣れていない距離感や角度から撮るということです。意外性があり、インパクトがあり、躍動感がある、それこそプロが好むようなクリエイティブな印象も生み出せます。

・被写体を中心から外す

撮りたい被写体が明確であっても、あえてそれを中心とせず、中心以外に外してみてください。平面的、素人っぽいといった印象の感じられる写真は、被写体が中心にどんと鎮座しているありきたりな構図である場合が多いです。加えて、中心からずらした被写体の対象となる空間とのバランスも考えて、写真が一枚の絵であるよう意識してみてください。この「バランス」はとても重要で、初心者でもプロでも同じくこだわるべきポイントとなります。ゆくゆくは自然に意識できてきますが、始めたての時期は毎回気にしながら撮ってみてください。良い写真たるや何なのかが、徐々に分かってきますよ!

まとめ

プロの写真は、確かに高価な機材や高度な技術、編集などが加わり仕上がる存在です。ですが、初心者が手近な機材や環境で撮ったところで、同じ「写真」には変わりないわけです。ちょっとプロも使っているようなコツを押さえるだけで、写真は格段に印象的となります。そして撮るたびに上達が感じられれば、それは大きなモチベーションとしてあなたのカメラライフを後押しすることでしょう。ますます、カメラ、写真の世界にのめり込んでいけますよ。

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